こんにちは、マオーです。
今回は【テゾス(XTZ)とは?】について書きました。
あなたは、下記のことで悩んでいませんか?
- テゾス(XTZ)という仮想通貨について詳しく知りたい
- テゾスってどんな特徴があるの?将来性は?
記事を最後まで読むと、その悩みが解決します。
仮想通貨投資をしているわたしが、詳しく解説しますね。
この記事を読むと下記のことがわかります。
【テゾスという仮想通貨の基本情報・将来性】
【基本情報】テゾス(XTZ)とは?

テゾス(XTZ)の基本情報を下記の表にまとめました。
テゾス(XTZ)の基本情報 | |
通貨名 | XTZ(テゾス) |
シンボル | XTZ |
公式サイト | Tezos: A blockchain designed to evolve |
国内取引所 | ビットフライヤー、GMOコイン |
ランキング | 30位台を推移 |
テゾス(XTZ)は、スマートコントラクトやDapps(分散型アプリケーション)の開発・利用に使えるブロックチェーンプラットフォームです。
また、そのブロックチェーンプラットフォームで使われる仮想通貨のことでもあります。
ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨が抱える問題点を解決できる性能ももっているのです。
また、下記4つの特徴があります。
- LPoSというコンセンサスアルゴリズムを採用
- 独自のスマートコントラクトを採用
- ハードフォークなしの自動アップデート機能搭載
- ベーキングというブロック生成方法
それぞれ詳しく解説しますね。
LPoSというコンセンサスアルゴリズムを採用
テゾス(XTZ)は、「LPoS(リキッド・プルーフ・ステーク)」というコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
- ※コンセンサスアルゴリズムとは?
- 「テゾス」を含め仮想通貨はブロックチェーン技術で作られいる。このブロックチェーン技術は、分散型台帳技術と呼ばれ、複数のノード(コンピュータ)が同じデータを保存している。その時、どのコンピュータが作ったブロックを正とみなして、次のブロックにつなげるかを決める合意形成方法をコンセンサスアルゴリズムと言います。
コンセンサスアルゴリズムには、
- PoW(Proof of Work:プルーフ・オブ・ワーク)
- PoS(Proof of Stake:プルーフ・オブ・ステーク)
- PoI(Proof of Importance:プルーフ・オブ・インポータンス)
- PoC(Proof of Consensus:プルーフ・オブ・コンセンサス)
上記のように、たくさんの種類があります。
「LPoS(リキッド・プルーフ・ステーク)」は、この中のひとつです。
LPoSは「PoS」を基盤に作られています。
Pos(プルーフ・オブ・ステーク)とは、イーサリアムにも採用されている仕組みです。
通貨の保有量によってブロックを作る人が決まります。
「トークンをおおく持っている人は、不正を犯したりして自らが参加するネットワークの信用をおとしめることはしないだろう」
という考えのもとに成り立ちます。
この仕組みのデメリットとして、通貨の大量保有するものが現れると、富の偏りが起きるのです。
対して、テゾスの「LPoS」はブロック生成者候補になるための通貨保有のハードルはある程度高いです。
しかし、テゾスを保有していないユーザーは、ブロック生成者に自分が持っているテゾスを渡せます。
これによって、多くのユーザーがブロック生成に関与できる仕組みなっているのです。
結果的に、たくさんの人がブロック生成にかかわれるという、メリットがあります。
独自のスマートコントラクトを採用
テゾス(XTZ)は、独自のスマートコントラクトを採用しています。
- ※スマートコントラクトとは?
- ブロックチェーン上で契約を自動的に実行させる仕組みのこと。
それは、「フォーマル・ベリフィケーション」という独自のスマートコントラクトです。
契約内容の検証を技術者が、数学的な視点から進めることができるシステムになります。
契約の正当性を厳格に調べることができるので、エラーや不正アクセスといったリスクを抑えることが可能です。
これは、ふつうのスマートコントラクトのデメリットを補うことができます。
デメリットとしてあげられるのが、自動で機能するためにおきる「バグ」や「エラー」です。
スマートコントラクトのシステム上、ブロックに記録された内容は修正が困難であり、バグなどを修正できません。
しかし、テゾスでは「OCalm(オーキャルム)」というプログラミング言語を使うことで、安全性をクリアできるようにしています。
今までの仮想通貨(暗号資産)と比べても、安心・安全に使えるのです。
ハードフォークなしの自動アップデート機能搭載
テゾス(XTZ)では、ハードフォークなしで自動アップデートできます。
- ※ハードフォークとは?
- 仮想通貨を構成するブロックチェーンの仕様変更によって生じる分岐のこと。たとえば、ビットコインは、何度もハードフォークが起きており「ビットコインキャッシュ」などが生まれている。
ハードフォークはメリットは、スケーラビリティ問題(手数料高等、取引速度の遅延)の解決です。
デメリットは、
- 分岐元の通貨の値段が下落する可能性あり
- ハードフォークの前後で価格が乱降下することがある
この二つがあげられます。
テゾスは、システムの修正やアップデートの時に、ハードフォークを必要としない作りになっています。
通貨が分岐すること自体がないので、ユーザーがテゾスに対して信頼を持てるのです。
ベーキングというブロック生成方法
テゾス(XTZ)のブロックチェーンのブロック生成方法は「ベーキング」と呼ばれる方法です。
生成者は「ベイカー」と呼ばれています。
このベイカーになるためには、「8000XTZ」が必要です。
とんでもない数字なので、誰でもなれるわけではありませんね。
ブロックの生成が成功すれば、1ブロックあたり16XTZもらえます。
ベイカーからは、ブロックを是認する人が選ばれます。
また、協力した32のノード(コンピュータ)にも、各ノード変数により1~2XTXもらえる仕組みです。
しかし、ベイカー以外でも資格のある人に投票権を託せば手数料と引き換えに報酬がもらえます。
このように、たくさんの人が積極的にブロック生成に参加できるのが、テゾスです。
テゾス(XTZ)の価格推移
テゾスは、2021年5月7日に800円超えを記録しています。
これは、ビットコインの高騰によって、その他の仮想通貨が値上がりした後を追ってという形でした。
現在は、300円台を推移しています。
テゾス(XTZ)の今後の将来性・価格上昇の要因は?

テゾス(XYZ)の今後の将来性・価格上昇の要因として、下記の事柄があげられます。
- フランス中央銀行でテゾスのブロックチェーンを使った実証実験
- ステーキング報酬利用者の増加
- 2020年にテゾスのアップデート実施
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
フランス中央銀行でテゾスのブロックチェーンを使った実証実験
2020年9月にフランスの中央銀行は、テゾスのブロックチェーン技術の実証実験を行いはじめました。
この実証実験は、CBDC(中央銀行デジタル通貨)というものの開発に使われています。
実験目的は、CBDCによる銀行決済を実現できる可能性の検証です。
この実験結果によっては、テゾスの価格上昇の追い風になるでしょう。
大国の銀行システムに仮想通貨が使われるのは、素晴らしいと言えます。
ステーキング報酬利用者の増加
テゾス(XTZ)は、おおくの仮想通貨取引所で「ステーキングサービス」に採用されています。
ステーキングサービスとは、決められた仮想通貨を保有することで、配当金をもらえる仕組みです。
これは、株式投資の配当金のようなシステムだと、考えると良いでしょう。
テゾスの保有量に応じて、ステーキング報酬がもらえます。
価格差益を狙った仮想通貨の投資手法以外の、利益を得る方法として注目されています。
2020年にテゾスのアップデート実施
テゾス(XTZ)は2020年11月に「Delphi」というアップデートを行いました。
目的はテゾスのパフォーマンス改善や送金手数料の削減です。
アップデート開始時期は、「DeFi」という仮想通貨の新しい分野が話題でした。
この分野はブロック処理が複雑で、送金手数料が高いという問題があったのです。
テゾスは問題を解決するために、ローコストで送金ができるようにアップデートを進めました。
アップデートによってテゾスは、DeFiでの取引や送金がスムーズになったのです。
新しい分野での使いやすが高まることで、将来の値段上昇可能性が上がると考えられます。
テゾス(XTZ)に投資できる仮想通貨取引所(国内)
テゾス(XTZ)に投資できる、国内の仮想通貨取引所は下記二つです。
- GMOコイン
- ビットフライヤー
テゾスを買いたいのであれば、この2つのどちらか口座を作りましょう。
GMOコインでテゾスを買うとステーキング報酬がもらえる

テゾス(XTZ)は、GMOコインで買うと「ステーキング報酬」がもらえます。
ステーキング報酬は、株の配当金のようにもっているだけで、報酬がもらえるシステムです。
保有量に応じて、報酬量が変わります。
仮想通貨のステーキング報酬がほしいのであれば、試してみることをオススメします。
まとめ(テゾスとは?将来性や特徴)
テゾス(XTZ)という仮想通貨の解説でした。
テゾスの特長として、ステーキング報酬など魅力的なシステムがあげられます。
フランスの中央銀行での実証実験をしている点が魅力です。
国内取引所だと、「GMOコイン」と「ビットフライヤー」で投資できます。
「GMOコイン」だとステーキング報酬をもらえるのでオススメです。
下記から「GMOコイン」の口座を作れるので、ご利用くださいね。
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