こんにちは、マオーです。
今回は【NFTとは何なのか?】という疑問にお答えします
NFTは、代替不可能なトークンのことを意味します。
代替不可能なトークンというのは、唯一性が証明されたデジタルコンテンツのことです。
NFT技術によって、下記のようなデジタルコンテンツに、唯一無二の価値を付与できます。
- デジタルアート(イラスト)
- Twitterのツイート
- 音声コンテンツ
この記事では、さらにくわしくNFTについて解説します。
今回の内容!
①NFTとは?NFTの基本情報を解説
②仕組みや特徴
③リスクや問題点
④NFTの始め方
⑤NFTの公式マーケットや関連する仮想通貨
NFTとは?NFTの基本情報を解説

NFTとは、「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略です。
ブロックチェーン上に作られたデジタルトークンで、所有者や取引の履歴が記されています。
ブロックチェーン技術とデジタルコンテンツを掛け合わせることで、データに唯一無二性を与えられます。
- ※トークンとは?
- トークンは法定通貨(日本円など)などの代わりとして、交換対象を限定した使われるデジタルマネーのこと。仮想通貨のプラットフォーム上で使われている。仮想通貨そのものを指すこともある。
また「代替不可能と可能なもののちがいがって何なのかよくわからない」と思われたと思います。
その辺を解説しますね。
たとえば、画像データはコピーすると、どれが本物かわかりませんよね?
これは代替可能なモノです。
一方で、「代替不可能」なものとは、世の中に同じものが存在しないモノと言うことです。
たとえば、サインが書かれた有名人の本は、この世にひとつしかありませんよね。
よって何かと変えることは不可能です。
これが代替不可能なモノですね
つまりNFT技術は、デジタルデータに「この世にひとつしかないもの(唯一無二性)」という性質を与えることができます。
ある画像データが大量にコピーされてとしても、そのコピーの中から本物を見つけることも可能です。
NFT化されたデジタルコンテンツの例として、下記があげられます。
- 動画
- 会員権
- トレカ
- メタバース
- デジタルアート
- 音声配信データ
- Twitterのツイート
- デジタルファッション
- 不動産の所有権証明
- 健康保険証などの国が付与する証明書
- ゲーム内で独自の価値を持つキャラクター・アイテム
NFTはさまざなことに活かせるので、世界中のあらゆるデジタルコンテンツへの応用が期待されています。
NFTは、有名なお笑い芸人の、「中田敦彦さん」も注目しています。
下記は、中田敦彦さんのYouTubeです。
参考までにどうぞ!
NFTの仕組みや特徴を解説

NFTの仕組みや特徴を、下記の「3つ」から解説します。
- デジタルコンテンツが唯一無二のモノであることを証明可能
- NFTは誰でも作成可能
それぞれ詳しい見ていきましょう。
デジタルコンテンツが唯一無二のモノであることを証明可能
NFT技術を使うことで、デジタルコンテンツに唯一無二の価値を与えることができます。
これによって、あるデジタルコンテンツが「この世に一つしかないもの」であることを証明可能です。
仮想通貨を構成しているブロックチェーン技術を応用し、コピーできない代替不可能なデジタルアセットを作れます。
代替不可能なデジタルアセットは、「取引履歴や所有者」を見ることができ、本物であることを証明できます。
- ※デジタルアセットとは?
- 英語で財産・資産という意味。使用権のある文章やメディアすべてのアイテム、デジタル資産のこと。
たとえば、ネット上に存在するモナリザの画像は、だれでもコピーできますよね?
コピーされた画像データは、どれが本物かわかりません。
しかし、画像データとNFTを結びつけることで、コピーされた画像データの中から本物を見つけられます。
なぜならブロックチェーン技術によって、デジタルコンテンツにシリアルナンバーのようなモノを付与できるからです。
NFTは誰でも作成可能
NFTは、誰でも作成し売買できます。
「えっむずかしそうだし、作るのかムリでしょ?」
と思われたでしょう。
しかし、デジタルコンテンツのNFT化は、技術的な知識がなくても可能です。
だれでもカンタンに作れるため、世界中であらゆるデジタルコンテンツが、NFT化し売買されています。
※NFTの始め方については、別の項で解説しますね。
また、NFT化されたデジタルコンテンツの例として、下記があげられます。
- 音楽
- トレカ
- 電子書籍
- Twitterのツイート
- アートなどの絵画
- ゲーム内のコンテンツ(アイテム、土地)
中には「100万円以上」と、高額で取引されているNFTも存在しています。
NFTのリスクや問題点

NFTには問題やリスクとして、下記の3つを紹介します。
- 著作権における問題
- 手数料代(ガス代)
- 利用価値の持続性
それぞれ詳しく解説しますね。
著作権における問題
NFT化されたデジタルコンテンツは、「唯一無二を証明できる」と解説しました。
しかし、NFT化されたデジタルコンテンツを保有しても、著作権を保有することにはなりません。
著作権とブロックチェーン上での所有権は、まったく別物なのです。
今後、NFT業界でも問題になると言われています。
なぜならNFTは、自分がデジタルコンテンツの著作権をもっていなくても、販売が可能なのです。
海外のNFTマーケットでは、著作権侵害をしていると思われるNFTコンテンツも流通しています。
日本でも他人のNFTコレクションをコピーし、かってに販売している方がいらっしゃいます。
手数料が高い(ガス代)
NFTは、ブロックチェーン上で取引されています。
売買には、手数料(ガス代)が必要になります。
※NFTの売買の取引手数料はガス代とあらわされている。
この手数料の負担が大きいので、各プラットフォームが手数料を低くする方法を考られています。
たとえば、オフチェーンという仕組みを利用して、トランザクション手数料が発生しない形をとるプラットフォームがあります。
- ※トランザクションとは?
- 取引という意味。
今後、手数料が低くなることで、利用者も増える可能性があるので、期待したいですね。
利用価値の持続性
NFTには、所有権がのこったとしても、データが使い物にならなくなる可能性があります。
たとえば、ゲーム内でNFT化されたアイテムが販売されたとしましょう。
この時に、ブロックチェーン上にあるのはアイテムのアドレスとメタデータのみです。
アイテムのイラストやゲーム環境は、ゲーム会社のサーバ内に保管されています。
問題は、ゲームのサービスが停止したときに、アイテムが利用できなくなる可能性があるのです。
これでは、NFTの利用価値はなくなってしまいますね。
NFTコンテンツ販売の実例(TwitterのツイートやNFTアートなど)
NFT化されたコンテンツが売買された実例として、下記の2つがあります。
- NFTアート
- Twitterのツイート
NFTアートでは、デジタルアーティストのBeepleの作品が、75億円の売り上げを記録しました。
また、Twitterの共同創業者でCEOのJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏は、最初のツイートNFTを291万ドル(約3億1500万円)で販売しました。
NFTによって、絵画だけでなくTwitterのツイートすらも販売できるのです。
デジタルコンテンツの多様化に今後も目が離せませんね。
NFTに関係する仮想通貨(暗号資産)をご紹介
NFTに関係する仮想通貨を、いくつかご紹介します。
下記の「7つ」です。
- ETH(イーサリアム)
- ENJ(エンジンコイン)
- SAND/The Sandbox(ザ・サンドボックス)
- XTZ(テゾス)
- FLOW(フロー)
- RARI
- AXS/SLP
それぞれNFTに関連する仮想通貨なので、NFTの盛り上がりによって、価格の上昇が見込めるでしょう。
ご紹介した仮想通貨のくわしい内容は、下記の記事を参考にしてくださいね。
>>>NFT関連の仮想通貨を7つご紹介/NFTに関わる注目の仮想通貨を解説!
NFTを売買を始める方法
NFTの売買を始める方法は、下記の「7つ」のステップです。
- NFTの売買を行うNFT公式マーケットを選ぶ「OpenSeaがオススメ」
- 無料で想通貨取引所の口座を作る
- 仮想通貨取引所で仮想通貨イーサリアム(ETH)を買う
- 仮想通貨ウォレット「メタマスク」に登録
- メタマスクにイーサリアム(ETH)を送る
- NFT公式マーケット(OpenSea)とメタマスクを連携
- NFTの売買を始める
さらに詳しい解説は、下記の記事を参考にしてくださいね。
>>>【NFTの始め方まとめ】NFTのやり方・売買方法・儲ける方法
NFTの売買できる公式マーケットプレイスをご紹介
NFTの売買ができる「NFT公式マーケットプレイス」は、代表的なモノで下記「5つ」です。
- OpenSea(オープンシー)
- Rarible(ラリブル)
- SuperRare(スーパーレア)
- コインチェックNFTβ版
- Adam byGMO(β版)
この中でも、いちばん有名なのがOpenSeaですね。
なんとNFTの流通量の9割を占めています。
OpenSeaは海外のサイトですが、これからNFTをはじめるなら、OpenSeaがオススメです。
アカウントの登録方法は、下記の記事で解説しています。
>>>【初心者向け】OpenSeaの始め方/登録方法やプロフィール設定まで解説
まとめ(NFTとは?特徴や問題点を解説)
NFTについての解説記事でした。
NFTは、デジタルコンテンツに所有権を付与できる画期的なサービスです。
デジタルアートやTwitterのツイートなど、さまざな用途に用いることができます。
今後の市場規模の拡大に期待が持てるサービスと言えるでしょう。
NFTだけでなく、関連する仮想通貨の値動きにも期待したいですね。
また、NFTをはじめるなら仮想通貨(暗号資産)取引所の口座が必要になります。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは、またね。
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