こんにちは、マオーです。

OpneSeaでNFTを販売するやり方を教えてほしい!
上記のことでお悩みの「あなた」に向けて書きました。
じっさいにNFTクリエイターとして、NFTアートを売っているわたしが解説します。
記事を最後まで読めばあなたの悩みは解決し、NFTを販売することができますよ。
OpneSeaから「NFT」を販売する方法を、初心者向けにわかりやすく説明しますね。
OpenSeaとNFTについてカンタンに解説


NFTの販売方法の解説のまえに、OpenSeaとNFTについてカンタンに解説しますね。
「すでに理解している」
という場合は、スキップしていただいて大丈夫です。
まずは、「OpenSea」の説明をします。
【OpenSeaとは?】
OpneSeaはNFTの売買ができる、公式マーケットプレイスです。
世界最大級のNFTマーケットで、ほとんどのNFTアーテイストとコレクターがNFTを売買しています。
NFTの流通総額は2021年10月時点で「3650億円」です。
次にNFTの説明です。
【NFTとは?】
NFTは、「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略です。
シリアルナンバーの入った、画像データをイメージしてください。
データをNFT化することで、たくさんのコピーされた画像などの中から、ある一つの画像データが本物であることを証明できます。
さらにNFTの詳しい解説はこちら>>>NFTとは?仮想通貨から生まれたNFTの基本情報や仕組みなどを徹底解説!
【はじめに】OpenSeaでNFTを販売するための準備物


NFTをOpenSeaで販売する前に、準備するモノを紹介します。
※すでに準備完了している方は、この項をスキップして大丈夫です。
- 国内の仮想通貨(暗号資産)取引所
- 仮想通貨のイーサリアム(ETH)
- 仮想通貨ウォレットのメタマスク
- OpneSeaとメタマスクの連携
- メタマスクにポリゴンネットワークを接続する
上記の「5つ」を用意しておきましょう。
それぞれのくわしい解説は、下記の記事を参考にしてくださいね。
>>>【NFTの始め方まとめ】NFTのやり方・売買方法・儲ける方法
また、今回はイーサリアムチェーンでのNFTを出品する方法です。
ポリゴンチェーンでの販売方法は、下記の別記事で解説しています。
>>>【OpenSea版】ポリゴンを用いてNFTを無料で販売する方法
NFTをOpenSeaから販売する方法「7つの手順で解説」


NFTをOpeaSeaから販売する方法です。
下記の「7つ」の手順から解説しますね。
- OpenSeaのトップページに行く
- OpneSeaにメタマスク(仮想通貨ウォレット)でログイン
- OpneSeaのコレクションを作成する
- コレクションの情報を入力しよう
- OpneSeaに自分のNFTにしたい作品を登録
- 作成したNFTの値段を決めよう
- OpneSeaにNFTを発行
それぞれ詳しく見ていきましょう。
OpenSeaのトップページに行く
NFTをOpeaSeaから販売するために、OpenSeaのトップページに行きましょう。


下記からOpneSeaの公式サイトに飛べます。
OpenSeaには、偽サイトがあるので注意してください。
※上記のリンクは安全です。
Googleの検索上位に「広告枠」で、「偽の詐欺サイト」があります。
偽サイトに登録してしまうと、あなたの資産をうばわれるので気を付けましょう。
また、OpneSeaのアカウント登録がまだの方は、この機会に登録しておきましょう。
登録方法を下記の記事で、くわしく解説しています。
>>>【初心者向け】OpenSeaの始め方/登録方法やプロフィール設定まで解説
OpneSeaにメタマスク(仮想通貨ウォレット)を使ってログイン
NFTをOpeaSeaから販売するために、仮想通貨ウォレットの「メタマスク」でログインしましょう。
※OpenSea指定の仮想通貨ウォレットならどれでもメタマスクでなくても「OK」。ここではメタマスクを使ったログイン方法を紹介。
OpneSeaトップページにある、「人形」のアイコンをクリックです。


人形のアイコンをクリックすると、「Connect your wallet.」の画面が表示されます。
一番うえの「MetaMask」をクリックしましょう。


パスワードを入力して、「ロック解除」をクリックです。


これで、OpenSeaにログインできます。
メタマスクのアカウント作成が終わってない方は、この機会に作っておきましょう。
アカウント作成方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
>>>MetaMask(メタマスク)の登録方法を7つのステップで解説/画像を15枚使って徹底解説
メタマスクを開いたらやっておくこと
メタマスクを開いたら、NFTを販売(発行)する予定の「チェーン」に変えておきましょう。
と言っても、「ちょっと意味がわからない」となる方もいると思います。
この辺を少しだけ解説しますね。
※理解している方はスキップしていただいて大丈夫です。
OpneSeaはNFTを売る際に、2つのチェーン(ネットワーク)のどちらかを選ばないといけません。
この2つのチェーンとは「イーサリアム」と「ポリゴン(マティック)」です。
「イーサリアム上」でNFTを販売する際には、メタマスクのメインネットを「イーサリアムメインネットワーク」に変更しましょう。
「ポリゴン(マティック)」上でNFTを販売する際には、メタマスクのメインネットを「マティックメインネットワーク」に変えます。
※ポリゴンを使う場合は、メタマスクにポリゴンネットワークを接続しないといけません。方法は下記の記事で解説しています
>>>MetaMask(メタマスク)にPolygon(Matic)ネットワークを接続する方法
ちなみに、ポリゴンだとガス代と呼ばれる手数料がタダです。ただし、状況によって手数料がかかることもあります。
OpneSeaのコレクションを作成する
NFTをOpeaSeaから販売するために、あなたのNFTコレクションを作成しましょう。
コレクションは、自分のNFTコレクションを並べる、入れ物のような場所です。
パソコンの「フォルダ」を、イメージしてもらえると分かりやすいと思います。
このコレクションに自分の制作したNFTを投稿していきます。
OpenSeaにログインしたら、「人形」のアイコンにカーソルを合わせてください。
人形にカーソルを合わせると「5つの項目」が表示されます。
「My Collections」をクリックです。


「My Collections」ページが開くので、「Create a Collection」をクリックです。


画面右上にメタマスクが表れて、「署名」を求められます。
「署名」をクリックしましょう。


「Create your Collection」ページに飛べたら「OK」です。
あなたのコレクション情報を入力
NFTをOpeaSeaから販売するために、「 Create your Collection 」のコレクション情報を入力していきましょう。
まずは、下記の画像の各項目を埋めていきます。


それぞれの項目の内容は下記です。
- Logo image:コレクションのロゴ
- Fetured image:コレクションのアイキャッチ(OpenSeaの紹介ページで使用される)
- Banner image:コレクションのヘッダー
ここは、自分のコレクションのブランディングために重要です。
しっかりと考えて作りましょう。
※後から変更することも可能です。お試しで作る場合は適当でもOK。ただし、お試しの場合は「ポリゴン(マティック)ベース」で作りましょう。イーサリアムベースだと、ガス代(手数料)が必要な作業がありますので。
次に下記の画像の各項目を埋めていきましょう。


それぞれの意味をカンタンに解説しますね。
- Name:あなたのコレクションの名前
- URL:あなたのコレクションのURL(SNSやブログに貼れる)
- Description:あなたのコレクションの紹介文(NFTの解説など)
注意点として、下記3つがあります。
- コレクションの名前とURLは同じ文字列にする
- すでに存在しているコレクションの名前とURLは入力できない
- コレクションの紹介文はあなたのNFT作品のコンセプトを伝える
あなたのNFTコレクションのカテゴリーを決めていきましょう。
「Category」と「Links」を入力します。


「Category」は、あなたの作品の種類に合うモノにすると良いです。
たとえば、下記のような感じで決めるのことをオススメします。
- アートよりなら「Art」
- 似たような画像を何枚も販売する場合は「Collectibles」
「Links」 は、あなたのNFT作品をPR(シェア)できる、SNS(Twitter)などの媒体があれば入力しましょう。
OpneSeaページに訪れた方は、NFTを購入する差に、この辺をかなり重要視しています。
SNSなどNFT作品をPRする媒体は、作りこんでおいてくださいね。
つづいて「Royaltieas」の設定を行います。


OpenSeaでは、自分の作品が二次流通(あなたの作品が転売されること)したときに、設定したパーセンテージ分がもらえます。
※ロイヤリティ設定をしないと二次流通の際に稼げないので損です。「ロイヤリティはいらいない」という場合だけ「0」にしましょう。
「Your payout wallet address」の項を入力します。
ここには仮想通貨ウォレット「メタマスク」の「ウォレットアドレス」を入れます。
メタマスクを開いてください。


メタマスクの「Account1」と書かれた場所の下にある「Ox××」がウォレットアドレスです。
「Ox××」の部分をクリックです。
クリックするとウォレットアドレスがコピーされます。
注意点
あなたのNFTを販売するチェーンによって、メインネットワークを変更しましょう。
✔ イーサリアムなら「イーサリアムメインネットワーク」
✔ ポリゴン(マティック)なら「マティックメインネットワーク」
上記の2つのどちらかのネットワークに変更し、メタマスクのウォレットアドレスをコピーです。
☑メインネットワークの変更方法は下記です。
①メタマスクのキツネマーク横にある「○○メインネット」をクリックする
②○○メインネットの中から対象のネットワークを選択(たとえば、イーサリアムメインネット)
コピーしたメタマスクのウォレットアドレスを、「 Your payout wallet address」にコピペしてください。
使うブロックチェーンを決めます。


- 「イーサリアムのブロックチェーン」なら『Blockchain』から『Ethereum』
- 「ポリゴンのブロックチェーン」なら『Blockchain』から『Polygon』
使用する暗号資産(仮想通貨)を指定します。
「この通貨じゃないとイヤだ」ということがなければ、「ETH・WETH」で大丈夫ですよ。
最後に、作品の表示方法を決めます。


『Explicit & sensitive content』は、NFT作品が過激な方以外は「Off」でOKです。
※基本的にいじる必要はありません。
すべての入力が終わったら「 Create 」ボタンをクリックです。
仮想通貨ウォレットのメタマスクから「署名」を求められます。
署名ボタンをクリックです。
これであなたのNFT作品を入れる「コレクション」が作れました。
OpneSeaに自分のNFTにしたい作品を登録
NFTをOpeaSeaから販売するために、NFTを投稿します。
画面右上にある項目から「Create」をクリックです。


「Create new item」ページが開きます。
あなたのNFT作品の情報を入れていきましょう。


それぞれの項目の意味は下記です。
- Image, Video, Audio, or 3D Model:あなたの作品をアップロード
- Name:あなたの作品の名前
- External Link:あなたの作品をくわしく解説しているWebページがあるならURLを入力
- Description:あなたの作品の説明
※あなたのNFT作品の世界観や込められた想いなどを、しっかりと記入しましょう。
上記の作業がおわったら、どのコレクションであなたのNFTを販売したいかを決めます。


「Select collection」の右側にある下矢印をクリックして、前項で作成したコレクションを選びましょう。
NFT作品のさらに詳細なデータを記入していきます。


それぞれ、下記の意味があります。
- Properties:グループ分けする
- Levels:ステータスを設定
- Stats:統計情報
- Unlockable Content:ロック解除の可否
- Explicit & Sensitive Content:刺激的な作品か否か
この中で『Stats』『Unlockable Content』『Explicit &Sensitive Content』は、ほぼ変えなくても大丈夫です。
※わたしはほとんどイジってません。
NFTの売買につかう設定を決めていきます。


- Supply:NFTの販売枚数
- Blockchain:売買に使うブロックチェーンを決める「イーサリアム or ポリゴン」
- Freeze metadata:データ凍結の可否
それぞれ、設定していきましょう。
注意点「Freeze metadata」について
「Freeze metadata」 を設定の可否によって、NFT作品が下記のような状態になります。
設定する:NFT作品が分散型サーバーにアップされる
設定しない:NFT作品がOpneSeaのサーバーにアップされる
この「Freeze metadata」を設定することで、「NFTを永久的に残す」ことが可能です。
ただしガス代(手数料)が必要になります。
Freeze metadata を設定すると、永久的に編集や削除ができなくなるので注意しましょう。
設定しない場合は、OpneSeaがつぶれてなくなった時に、あなたのOpneSeaにあったNFT作品が消滅します。
すべての項目の入力がおわったら、「Create」をクリックです。
「You created Truth!」と表示されます。
右上の「×」を押してください。
これでNFT作品の投稿完了です。
作成したNFTの値段を決めよう
NFTをOpeaSeaから販売するために、作成したNFTの「値段」を決めます。
画面右上の「Sell(売る)」ボタンをクリックです。


「List item for sale」画面が開きます。


- Type:販売形式
- price:あなたのNFT作品の値段
上記の2つを入力してください。
「Type」は「Fiexed Price」と「Timed Auction」のどちらかを選らびます。
ここでは通常の販売方法なので、Fiexed PriceでOKです。
※ Timed Auction はオークション形式での販売になります。オークションをしたい方はこちらを選択しましょう。
どちらとも入力できたら「Complete listing」のボタンをクリックです。
Complete your listingが表示されます。


もし「Unlock」が表示された場合は、『Unlock』ボタンをクリックしましょう。
画面右上に「メタマスク」から「署名」を求められます。
「署名」をクリックです。


最後に「Sign」をクリックします。


OpneSeaにNFTを発行
NFTをOpeaSeaから販売するために、一度「初期化」しないといけません。
自分のOpneSeaアカウントの初期化には、ガス代(手数料)がいります。
手数料は時期によって、「高いときも安いときもある」ので注意です。
この手数料を払えば、OpneSeaでNFTを発行できるようになります。
注意点
「初期化及び手数料の支払い」は、「イーサリアム」のチェーンを使ったNFTの発行でのみ必要です。
ポリゴンチェーンベースでNFTを発行する場合は、手数料ほぼ無料(0のようなモノ)となっています。
イーサリアムベースでのNFTに発行にかかる手数料は、「1回」のみです。
手数料を1度はらえば、それ以降はかかりません。
画面右上にメタマスクから、必要な手数料(ガス代)が表示されるので、内容(金額)を確かめて「確認」ボタンをクリックです。
次に「トークンを追加」ボタンをクリックします。
ここでは30~60分ほどで処理が終わります。
※ガス代(手数料)を上乗せすると処理がはやくなります。この作業は追加でお金がかかるので、どうしてもする必要があるとき以外はしないほうが良いでしょう。
処理が完了したら、あなたのNFT作品が販売されます。
NFTを販売する際の注意点


NFTをOpeaSeaから販売するためときの注意点を、下記の「3つ」から解説します。
- 販売してもすぐに売れるとは限らない
- ガス代(手数料)の高騰に気を付けよう
- 二次流通の利率設定をしておく
それぞれ、詳しく解説しますね。
販売してもすぐに売れるとは限らない
NFTは、販売してもすぐには売れません。
下記のような方の場合は特にです。
- 自分の固定ファンがいない
- SNSのフォロワー数が少ない「1000人以下」
- イラスト作成などのコンテンツ作成が未経験
この条件に当てはまる方は、きびしい戦いとなるでしょう。
わたしも同じように、この条件に当てはまり、きびしい状況です。
だからと言ってあきらめないでくださいね。
継続していけばファンもできて、売れるようになります。
「じゃあどうやったら売れるの?」
というあなたのために、わたしのNFT作品が売れた時の記事を置いておきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
>>>NFTアートを販売開始「5日」で売った方法/NFT開始5日で0→1(収益化)達成する方法
ガス代(手数料)の高騰に気を付けよう
先述したとおり、NFTの販売には「ガス代(手数料)」が必要です。
手数料は時期によって、安いとき・高いときがあります。
たとえば、下記のような感じです。
- 高いとき:10000円以上
- 安いとき:3000~5000円
高いときに払うと損なので、できるだけ安い時に払いましょう。
ただし「このタイミングでないとダメなんだ!」
という場合は、高い手数料を払ってでも、NFTを販売してもよいと思います。
二次流通の利率設定をしておく
NFTの販売方法の説明のなかで、「2次流通の利率設定」の話をしました。
あなたができるだけ稼ぎたいと考えてるなら、利率設定は必要です。
でないと、2次流通したときにお金がもらえないので、最大限の利益をえることができません。
まとめ(OpneSeaでNFTを販売する方法)
OpneSeaでNFTを販売する方法でした。
カンタンに、販売する方法の内容をまとめますね。
- OpenSeaのトップページに行く
- OpneSeaにメタマスク(仮想通貨ウォレット)でログイン
- OpneSeaのコレクションを作成する
- コレクションの情報を入力しよう
- OpneSeaに自分のNFTにしたい作品を登録
- 作成したNFTの値段を決めよう
- OpneSeaにNFTを発行
これでNFTを販売できます。
NFTクリエイターとして、どんどん作品を作っていきましょう!
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