こんにちは、マオーです。

OpenSeaでイーサリアムからNFTを発行するとガス代(手数料)高すぎて困る!
無料で発行する方法ってあるの?



ポリゴンならNFTアートをタダで販売できるって聞いたけど、よくわからない!
やり方を教えて!!
この記事は、上記のことでお悩みの「あなた」に向けて書かれています。
じっさいに、NFTアートの売買経験をもとに、くわしく解説しますね!
今回の内容!
①OpenSeaから無料でNFTを販売するのにチェーンについて解説
②ポリゴンを使ってNFTをタダで発行する「5つ」の手順を解説
③ポリゴンチェーンでNFTを発行する際の注意点
わたしはじっさいにNFTクリエイターとして、NFTアートを作っています。
この記事では、NFTアートを作った経験をもとに解説するので、最後まで記事を読めば「無料のNFT販売方法」が理解できますよ。
ポリゴンチェーンならOpenSeaから無料でNFT販売可能


はじめに、OpenSeaから無料でNFTを販売する方法を、ご紹介しますね。
※「そもそもNFTの始め方がよくわからない!」という方は、先に下記の記事を参考にしてください。
「NFTの始め方」について詳しく解説しています。
結論から言うと、「ポリゴンチェーン」を使ってNFTを発行する方法です。
- Polygon(ポリゴン)/Matic とは?
- Polygon(ポリゴン)/Maticとは、仮想通貨のイーサリアム(ETH)の「スケーラビリティ問題を解決」することを目的として始まったプロジェクト。そこから提供されているブロックチェーン。
「いや、どういうことなのか分からない」
という方のために少し解説しますね。
現在NFTマーケットプレイスの「OpenSea」では、2つのブロックチェーンからNFTを発行できます。
その2つのブロックチェーンが、下記です。
- イーサリアム
- ポリゴン
イーサリアムのチェーンではNFTの発行のさいに、「ガス代(手数料)」が必要です。
よって、イーサリアムチェーンは有料になります。
※イーサリアムチェーンでは、さまざまなタイミングでガス代(手数料)が必要になります。初心者のうちはオススメしません。
しかし、「ポリゴンチェーン」では、NFTの発行にガス代(手数料)はいりません。
つまりポリゴンチェーンを使えば、無料でNFTの作成ができます。
※ポリゴンチェーンでは、基本的にすべてのタイミングでガス代(手数料)を必要としません。ただし、場合によっては手数料がかかることがあります。その場合もイーサリアムよりは低い金額です。
このブロックチェーンの特性のちがいから、ポリゴンチェーンを使用します。
では次の項から、ポリゴンチェーンを使ったNFTの発行方法について、くわしく解説していきましょう。
OpenSeaからNFTをポリゴンチェーンで販売する方法 5ステップ


OpenSeaでポリゴンチェーンを使って、タダでNFTを出品する方法を解説します。
下記の「5つ」のステップです。
- OpenSeaのアカウントを作成しよう
- メタマスクにポリゴンネットワークを接続する
- OpenSeaでポリゴンチェーンのコレクションを制作
- ポリゴンチェーンのコレクションにNFTを発行
- NFTに値段を設定し販売しよう
それぞれくわしく見ていきましょう。
OpenSeaのアカウントを作成
OpenSeaで無料のポリゴンチェーン版NFTを販売するために、OpenSeaのアカウント登録します。
アカウントの作成方法は、下記の記事で解説しています。
>>>【初心者向け】OpenSeaの始め方/登録方法やプロフィール設定まで解説
OpenSeaのアカウントが作れたら、「ログイン」しましょう。
また、OpenSeaのアカウントを作成には、仮想通貨ウォレットのメタマスクが必要です。
この辺についても、先ほどご紹介した記事で、くわしく解説しています。
メタマスクにポリゴンネットワークを接続する
OpenSeaで無料のポリゴンチェーン版NFTを販売するために、仮想通貨ウォレットのメタマスクへ、ポリゴンネットワークを接続します。
これをしないとOpenSeaで、ポリゴンチェーンを使ったNFTの売買などができません。
また、NFTで稼いだ仮想通貨の換金作業のさいにも、ポリゴンネットワークの接続は必要です。
メタマスクにポリゴンネットワークを接続する方法は、下記の記事で詳しく解説しています。
>>>MetaMask(メタマスク)にPolygon(Matic)ネットワークを接続する方法
OpenSeaでポリゴンチェーンのコレクションを作成
OpenSeaで無料のポリゴンチェーン版NFTを販売するために、ポリゴンチェーンのNFTコレクションを作成します。
NFTコレクションはNFTを入れる箱です。
パソコンのフォルダを、イメージしてもらえると。わかりやすいと思います。
下記画像の「人形」のアイコンに、カーソルを合わせてください。


カーソルを合わせると、「5つ」のメニューが表示されます。
「5つ」のメニューの中から、「My Collections」をクリックです。


「My Collecyions」のページに移ったら、「Create a collection」をクリックします。


「Create your collection」ページに移ります。


「Create your collection」 ページで、各項目を入力していきましょう。
各項目を入力したら、NFTを発行する「ブロックチェーンと通貨」を決めます。
下記画像の「イーサリアム」の部分に、カーソルを合わしてクリックです。


イーサリアムをクリックすると、「Polygon(ポリゴン)」の項目がでてきます。
「ポリゴン」をクリックです。
これで、ポリゴンチェーンのコレクションを作れます。
下記の画像では、NFTが売れたときにもらる仮想通貨を決めます。


通貨は問題がなければ、そのままで大丈夫です。
チェーンを選び、各項目の入力も終わったら、「Create」をクリックです。


画面右上に仮想通貨ウォレットのメタマスクが現れ、「署名」を求められます。


「署名」をクリックです。
これで、NFTを発行するための「コレクション」を作ることができました!
ポリゴンチェーンのコレクションにNFTを発行
OpenSeaで、無料のポリゴンチェーン版NFTを発行します。
まずは「OpenSeaトップページ」の画面右上にある、「Create」をクリックです。


「Create new item」ページに飛びます。
このページにあるすべての項目を入力してください。


次は下記の項目を入力します。


それぞれの意味は、下記です。
- Supply:NFTの販売枚数
- Blockchain:売買に使うブロックチェーンを決める「イーサリアム or ポリゴン」
- Freeze metadata:データ凍結の可否
「Blockchain」のところの「下矢印」をクリックです。
すると、下記画像の「ポリゴンチェーン」の選択肢が現れます。


今回はポリゴンチェーンでのNFT発行なので、「ポリゴン」を選びましょう。
すべての項目を入力したら「 Create 」をクリックです。
「You created Truth!」と表示されます。


右上の「×」をクリックしましょう。
これで、あなたのコレクションにNFT作品が投稿されました。
NFTに値段を設定し販売しよう
先ほど作成した、ポリンゴンチェーン版のNFT作品に値段をつけて、OpenSeaに販売しましょう。
あなたの画面には、下記の画像が表示されていると思います。


画像の「Sell(売る)」ボタンをクリック です。
「List item for sale」画面があらわれます。


各項目を入力していきましょう。
それぞれの意味は、下記です。
- price:あなたのNFTの金額
- Duration:あなたのNFTを売る期間
- Fees:手数料
入力完了したら、「 Complete listing 」をクリックです。


「Compleate your listing」が表示されます。
「sign」をクリックです。
画面右上にメタマスクがあらわれ、「署名」を求められます。


「署名」をクリックしましょう。
署名をクリックすると、「your NFT is listed」と表示されます。


「×」をクリックしましょう。
これで、あなたのNFT作成を「ポリゴンチェーン」で販売することができました。


【注意点】ポリゴンチェーンのNFTを発行する際の注意事項
ここからはポリゴンチェーンで、OpenSeaにNFTを発行する際の注意点を、「3つ」ご紹介します。
- ポリゴンチェーンのNFTは売れにくい
- 稼いだイーサリアムを換金する際は注意
- ポリゴンチェーンのNFT発行にはガス代(手数料)は必要なし
それぞれ、くわしく見ていきましょう。
ポリゴンチェーンのNFTは売れにくい
ポリゴンチェーンで作ったNFTは、売れにくいです。
なぜなら、「OpenSeaではポリゴンチェーンの使用者が少ないから」です。
というのも、OpenSeaユーザーのほとんどが、NFT売買に「イーサリアムチェーン」を使っています。
そのため、ポリゴンチェーンで売買をしているユーザーは、多くはありません。
ポリゴンチェーンには、このような特徴があるため、NFTが売れにくいのです。
と言っても、まったく売れないわけでないので、ご安心ください。
稼いだイーサリアムを換金する際は注意
稼いだ「ポリゴンチェーンのイーサリアム」を換金する際は、国内の仮想通貨取引所にそのまま送金してはいけません。
もし、そのまま送金すると、せっかく稼いだイーサリアムがなくなります(セルフGOXする)。
理由は、ポリゴンチェーンのイーサリアムになっているからです。
たとえば、アメリカのドルを日本の銀行に送金できませんよね?
これと同じように、ポリゴンチェーンのイーサリアムは別の国の通貨だということです。
よってポリゴンチェーンのイーサリアムを、日本の取引所に送ると、資産が送れずになくなります。
ポリゴンチェーンのイーサリアムは、ポリゴンウォレットで通常のイーサリアムに変換すれば送金可能になります。
※ポリゴンウォレットでイーサリアムを変換する際は、ガス代(手数料)が必要です。ガス代にかかる通貨はMATICです。
ポリゴンチェーンのNFT発行にはガス代(手数料)は必要なし
OpenSeaからポリゴンチェーンでNFTを発行する際には、ガス代(手数料)が必要ありません。
他にも、NFTにかかわる様々なことで、手数料を払わなくて大丈夫です。
この手数料がいらない点が、ポリゴンチェーンを使ういちばんのメリットと言えますね。
イーサリアムチェーンではNFTの発行や購入など、その他もろもろでガス代(手数料)がいります。
しかもイーサリアムの手数料は、「高額(1万円以上)」になることあります。
つまり、ポリゴンチェーンを使えば、手数料を気にせずにOpenSeaでNFTを売買できるのです。
お金の心配をしなくて良いので、NFT初心者はとりあえずポリゴンチェーンから始めると良いでしょう。
まとめ(OpenSeaから無料でNFTを発行するやり方)
「OpenSeaから無料でNFTを発行する方法」でした。
最後に、カンタンに今回の内容をまとめていきましょう。
- OpenSeaのアカウントを作成しよう
- メタマスクにポリゴンネットワークを接続する
- OpenSeaでポリゴンチェーンのコレクションを制作
- ポリゴンチェーンのコレクションにNFTを発行
- NFTに値段を設定し販売しよう
これであなたのNFT作品を、お金をかけずに販売することができますね!
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